コロボックル物語シリーズ
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下段左からシリーズ1~4、上段左が5、そして童話集と別巻となっています。
下段の4冊は古く(4冊ともに、昭和55~56年初版本です)、上段の3冊は比較的新しい本です。


先日、本棚を整理していて、懐かしい思いに耽ってしまいました。
このコロボックル物語シリーズ、小さい頃から大好きな本なんです。
記憶が確かならば、自分のおこづかいで初めて自分の意思で買った本が、
『だれも知らない小さな国』か『豆つぶほどの小さないぬ』だったと思います。
たぶんこの本のおかげで、私はいわゆる“本を読む”ということができるようになった気がします。






お話の内容は、身の丈3cmくらいのこぼしさま=コロボックルと、その味方及びトモダチになった人間との交流と、
コロボックルの世界で起きるできごとでの活躍などが書かれています。
この青い鳥文庫では、昭和55年に第一巻の初版が出ていますが、
実際、この物語が出版社から発売されたのは、昭和34年だそうです。


人間の目に留まらないほどの速さで動くことができるコロボックルですが、
たまに失敗することがある辺りがかわいらしい^^
カエルに化けて作業をすることもあれば、自身が信用できると認めた人間には、手を振って姿を現すこともある。

物語としてはファンタジーの部類に入るとは思うんですが、
描かれている風景や状況などは、かなり現実味があります。

著者の佐藤さとるさん&挿絵の村上勉さんによるこれらのシリーズ、
おそらく知ったのは、同じお二人による物語が国語の教科書に載っていたからだと記憶しています。
それで興味を持って、街中の本屋へ行った時に見つけて買った本がこれかと。
朧気ですが、どこの本屋で買ったという記憶もあり、その老舗の本屋さんはまだ静岡市街にあります。
小学生で買った本ですが、その頃は本当にコロボックルがいるような気がして(というより、いてほしいという願望ですね)、
机に向かってる時に、その辺の本の後ろや物陰をふと見たり、例えば国語辞典などの外箱の中をのぞいてみたり。
そんなことをしていた記憶があります。



そんな中でも、一番大好きだった登場人物がこの方。
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物語4に登場する、ひげもじゃの、へそまがりの、つむじまがりの、がんこもののじいさまコロボックル、ツムジイです。
(いや、本当にこうやって紹介されているんですよ^^)
本当の名前は、ウメノヒコと言います。
このおじいさんが何とも愛らしくて、人情味にあふれている本当にステキなキャラクターです。
中の挿絵に、やかんの家があるんですが、この家に入ってみたい!と思っていたことも覚えています。


なお、コロボックル korbokkur(コロポックル korpokkur)は実際にアイヌ人の伝説に登場する小人で、
蕗の葉の下の人という意味なんだそうです。



改めて読み返してみようと思い、今、第一巻を読み始めました。
ただ思うことは・・・初めて読んだあの頃より、自分自身が大人になって現実を知るようになり、
「いるかもしれない」ではなく、「たぶんいないだろう」という意識で読んでしまっていることです。
そう思うと、小さい頃はある意味、本当に楽しく読めたんだろうなぁと思ってしまうんです。
それでも、この本は好きだし、大切な本であることには変わりありません。
いるわけないと思っていても、「ぼく」とこぼしさまが会う場面は、素直にワクワクしたし、いいなぁと思えました。



佐藤さとる&村上勉のコンビ、他にも好きな話があったんですが、家に本がないということは買わなかったのかな・・・と。
『おばあさんのひこうき』『てのひら島はどこにある』『机の上の仙人』などは読んだ記憶があるんですけどね。
『おばあさんのひこうき』ご存知ですか?ひこうきの羽の部分を得意の編み物で作ってしまうんです。
今思うとありえない話ですが、ドキドキしながら読んだ記憶があります。大きい本だった気がするので絵本かな?
図書館へ行ってみようかな・・・。



今なら大人買いするでしょうけど、当時の私にはとてもムリ(笑)
ちなみに当時の1~4巻の値段は390円でした。現在は600円以上するようです。




おまけ。
私のこのブログ、URLはhttp://korbokkur.exblog.jp/です。
大好きなので、こんなところにも使ってしまいました^^;



                                   (Panasonic LUMIX DMC-LX3)
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by satsuki-ami | 2009-12-02 13:35 | 雑貨・本・音楽
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